むくり屋根の家
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平屋のような風流な家

シンプルな大屋根の家。しかも、少しだけ「むくった」屋根の家です。
広くて深い「縁側」と相まって、風流な趣のある家になりました。

和の雰囲気はありつつも、実はモダンな手法もさりげなく多用した家です。

これぞ!縁側

多くの人が憧れる、深くて広い縁側。

ウッドデッキのある洋風の家もたびたび見かけますが、この家は桧(ひのき)の縁側が家の内部に組み込まれていて、外付けの庇ではなく、しっかりと大屋根に包まれています。それは和の伝統的な手法であり、はたまた平安時代の貴族の住宅である寝殿造のようでもあります。

こんな縁側で、例えば風鈴の音色を味わいながらご家族でお茶をする、というのも風流な過ごし方ではないでしょうか。

広い東濃檜の濡縁。天井を低くし、居心地抜群です。

動線的には、家の中心にキッチンを配置し、玄関から直でキッチンに行け、キッチン中心の間取りになっています。
キッチンから、リビングやダイニング、寝室、ストックコーナー、勝手口と廊下を介さずダイレクトに繋がっており機能的かつ実用的な動線計画です。

リビングの大空間の音響は抜群です

リビング上部のちょっとした窪地に大きめのスピーカーを配置して、天井が無垢の木であることも相まって、リビングの大空間の音響は抜群です。
おしゃれな和風カフェのようなリビング空間で、心地よい音楽や、時には大スクリーンで映画を楽しむなど、様々な暮らし方ができます。

落ち着きのある居心地のよい空間

あと、このむくり屋根の家は、ダイニングをリビングと切り離し、独立した部屋になっています。
あえて天井高さを低めに設定し、大きなリビング空間と対比で、落ち着きのある居心地のよい空間になっています。

建物概要

敷地面積 231.45㎡
延床面積 122.95㎡(37.19坪)
構造   木造二階建て
所在地  愛知県小牧市
設計   永井政光建築設計事務所
施工   丸真ケンチク