「現代版ニッポンの家」へ。

 春夏秋冬、伝統文化、大工技術・・・

「ニッポンに生まれてよかったなぁ」

 そう、しみじみ感じられる家へ・・・

木の家、自然素材の家

国産の無垢の木と、
漆喰でつくる家。

国産の桧や地松をはじめとする、無垢の木や漆喰などの自然素材にこだわった家づくりをしています。その理由はシックハウスや環境問題など様々ありますが、私は「愛着」というキーワードを一番にあげたいと思います。

個人差はあると思いますが、私の実体験として、無垢の木や漆喰などの自然素材に”徹底的”にこだわった家を実際に何度も何度も体感すると、ずっとそこにいたくなるような不思議な安心感何とも言えない居心地の良さ、そして理屈を越えた心の充足感を感じます。

無垢の木そのもののぬくもりある質感手触り感、純白の漆喰そのものの清浄な雰囲気、太陽の光、やさしい風、そして世界に一つだけのの愛らしい外観と相まって、あなたとあなたのご家族を包む家となり、そして、あなたのかけがえのない人生や、何気ない日々の暮らしにより愛着を持てるようになるのではないかと思っています。

ニッポンのDNA

縄文から連なるDNA
日本的感性・知恵

軒の出の深い家、無垢の白木がたくさん見える家、縁側のある家・・・

それらは、四季のある日本の気候風土に対して実は合理的であり、また、日本人の感性や嗜好に響くものでした。そんな、かつての日本人が愛し近代以前には当たり前だったもの、そして、現代において失われつつあるものをもう一度、一つずつ丁寧に紐解き、見つめ直したいと考えています。過去のノスタルジーに浸りたいからではなく、現代の日本でより豊かに暮らすために・・・

深い軒の出があれば、
小雨の日も窓を開けて…

深い軒の出があれば、小雨の日も窓を開けて家の中に風を流すことができます。また、深い軒の出があれば、真夏の直射熱を室内に入れずに済みます。さらに、深い軒の出があれば屋根を旨とした家となり、外観に陰影や奥行き感を生みだし、より美しく魅力的な外観ファサードになります。

1300年前から
日本人は
白木を愛してきました

万葉集の聖武天皇の御歌の一首に、「奈良の山に生えていた皮のついた木で造った室は、いつまでも座って飽きることがない」という歌があります。他の文献からも、かつての日本人は、着色をしていない白木を愛してきたことが分かります。伊勢神宮の鳥居にも一切着色はしていません。古代の日本にも石を加工した遺跡があり、石を加工する技術もありましたが、かつての日本人は石ではなく白木の建築、柱のある建築をつくり続けてきました。

縁側で旧友とお茶を飲みながら…

縁側で馴染みだった旧友とお茶を飲みながらお話しをする、親子でスイカを食べる、ひとりで物思いに耽る・・・かつてはあたりまえだった縁側のある風景。室内のようでいて屋外でもある、屋根に包まれた心安らぐあいまいな空間。

心地よい風の流れるプランニング

かつてはあたりまえだった、南北に心地よい風が流れる家。春や秋には爽やかな風と、風情を愉しみたい。風は、設計段階で狙って計画しないとなかなか流れません。自然な暮らしのためにも、そういったことを配慮してプランニングをさせて頂きます。

日本人好みの美しいかたち

シンプルで美しいかたちは好きですか?
かつての日本人は、シンプルで美しいかたちの建築が好きでした。

皇室関係の建築は、瓦の文化が入ってきた後にも、檜皮葺などのシンプルで美しい樹皮の屋根を基本的に採用し続けました。

また、当初の大陸から輸入された仏教建築は、軒の出が極端に浅く、急激な屋根の反りを持っていましたが、それをやがて日本人好みに改良し、法隆寺においては軒の出を3m以上出し、緩やかで優美な屋根の反りにしました。つまり、日本人好みの美しいかたちの建築に改良しました。かつての日本人は、自然を支配するのではなく、自然と調和する優しい佇まいの建築を好みました。シンプルな屋根に包まれた、美しいかたちの家へ。

風情や趣、陰影の美学

谷崎潤一郎は名著「陰影礼賛」において、薄暗い空間における艶めかしい漆の美しさなど、陰影の美学、つまり薄暗い空間における日本的美意識を色々記しています。均一な明かりを是とする現代社会とは異なり、白熱灯や障子からの薄明かりなど、不均一な明かりに風情や趣を見いだしましたかつての情感的な日常風景にあった大切な何かを、現代の一般住宅は失ってしまったように思います。

極限までシンプルに向かうモダニズムの価値観とは異なる、
要素を肯定する多神教的価値観

シンプルを追求する近代建築とは異なり、かつての日本建築は個々の要素を肯定し、そのそれぞれの要素の組み合わせ方に工夫をし、遊び心を加えてきました。「技を殺せ」と言われてきたようにこれ見よがしな表現は自制してきた一方、柱、梁、竿縁、板、窓、窓枠、落とし掛け等々の部材の部材そのものを活かしそれぞれのバランス感を大切にしてきました。個々の部材を決して無理に消そうとはしませんでした。それは例えていうなら、シンプルと言う名の唯一の絶対神を信じ追求する「一神教的価値観」とは異なる、多様性を肯定し個々に神が宿る「多神教的価値観」と言えなくもないのではないでしょうか?かつての日本的価値観は、極限までのシンプルに向かう近代建築の流れとは本質的に異なっており、私はそういった「less is more」の近代建築の思想とは一線を画したいと考えています

自然素材による伝統技術

手刻み、組子細工、数寄屋…
小粋なデザイン

近代以前は当たり前だった、腕のいい大工による手刻み加工を得意にしています。例えば、丸太材は今では珍しい伝統的な国産の松(地松)を使用し、複数の丸太をガッチリと組む丸太組みも得意にしています。柱は東濃檜を標準とし、柱と梁の継ぎ目には、全数込み栓と呼ばれる木の栓を打ちます。小屋組みの母屋や垂木などの見えない箇所も国産で無垢の大きな部材をたくさん使って伝統的な方法でガッチリ組みます。せがいで深く軒を出すなど、その他の昔ながらの伝統手法もたびたび採用しています。

構造材以外でも、例えば、竹小舞を編んでつくる本物の土壁も得意です。また、よくある網代風のプリントではなく、本物の無垢の薄い木を編んでつくった数寄屋建築でおなじみの網代を永井流にデザインして天井に使ったり、繊細な組子細工を建具に組み込んでつかったり、名栗仕上げの渡り廊下、その他、趣のある数寄屋の名旅館を永井流に小粋に応用したりなど、日本の伝統構法、伝統技法を活かした家をご提案させて頂きます。

1年に棟まで

お孫さんの代までも。
吟味を重ね、ていねいに

永井政光建築設計事務所では、本当にいい家だけを、1年に5棟を上限に手掛けています。

施主さまとの対話にこだわり、施主さまの心にはあるけど伝えることが難しいような潜在的な趣向もくみ取るべくしっかりとヒアリングをし、その都度確認をしながら丁寧に設計をします。そのため、設計には半年以上、施工にも半年以上はかけて家づくりを行っています。自然素材にも吟味を重ね、終の棲家(ついのすみか)として住まわれる施主さまご家族の未来を下支えできる家を作ります。

一生に一度の家づくりだからこそ、簡単に「買う家」ではなく、できる限り後悔の少ない、じっくり丁寧に「建てる家」をご提案させて頂きます。あなたの代だけでなく、お子さんの代や更にはお孫さんの代にも愛着を持って暮らして頂ける家を目指して建てさせて頂きます。

ちゃんも安心

無垢の木や漆喰がふんだん。
シックハウスにも安心

無垢の木や漆喰などの自然素材をふんだんに使った永井政光建築設計事務所の家は、赤ちゃんやアレルギーをお持ちの方にも大変おすすめです
柱、梁、フローリング、階段、カウンター、手摺、窓枠、見切縁、天井板、腰板、幅木、壁下地材など、木材の大半は接着剤を全く使用していない無垢の木を使用しています。また、無垢の床フローリングの上に塗る塗料は、天然100%の自然塗料をおすすめしています。

壁は一発塗りで完結する樹脂(化学物質)の入った漆喰ではなく、水を加えると自然に固まる天然の漆喰や、国産無垢の板を、屋根は本当に煙りで燻してつくられた昔ながらの燻し瓦をおすすめしています。

無垢の木をほとんど使わない、化学物質がたくさん含まれた一般的な家の多くは、自然素材の家とは異なる快適とは言い難い独特の香りが漂っています。永井政光建築設計事務所の家は、家のグレードに関わらず入居後5年以上経過した家でも玄関を中心に木の心地よい香りが漂っています。ですので、赤ちゃんやアレルギーをお持ちの方にも安心してお住まい頂けます。

ザイン以上に
暮らしやすさを

暮らしやすい生活動線
安心で気持ちよく過ごせる家

デザインは重要だと考えています。ですが、暮らしやすい生活動線は最優先事項だと考えています。また、ずっと居たくなる何とも言えない居心地の良さや、耐震性能、一定以上の断熱性能、健康的な暮らしなど、あたりまえの日常をあなたのご家族が安心して快適に暮らし団欒できる、そんな家にすることが、デザイン以上に大切だと考えています。

もご提案

燃えるような朱色の紅葉
日々の暮らしに感動を

庭づくりも、永井政光建築設計事務所は家づくりと同様に大切だと考えており、あなたの家にピッタリの素敵な植栽計画も得意です。

四季折々、季節の移ろいを感じさせる素敵な庭があると、日々の暮らしがより豊かになります。春の芽吹きや、秋には赤々と燃えるような紅葉など、日本ならではの四季の変化に感動さえ覚えます。

庭づくりの基本的な考えとしては、コンテナやエクステリア用品を充実させるよりも、地面から直接植栽を植えるナチュラルなスタイルをおすすめしています。緑色を中心に植栽自体の色彩個々の樹形も考慮して、美しい庭のご提案をさせて頂きます。家の外観プロポーションとの調和を大切にし、和の趣を活かしつつ、場合によっては華やかなイングリッシュガーデンの良さも取り入れたデザインを基本に考えています。

施主さまの好みや希望もしっかりお聞きした上で、オリジナルの素敵なお庭をご提案させて頂きます。