ほっと一息つける家であり、子供達や私達が笑顔で過ごせるこの家の時間を幸せだと・・・
A.S.様
家が建って早いもので5年が経ちます。
まだ玄関を入ると檜の香りがして、疲れて帰って来ても我が家に帰ってきたなぁと落ち着きます。
約6年前、永井さんと出会いました。家を建てる!と思いついてからハウジングセンターや地元の建築業者を何社見て回ったか覚えていないほどです。どの業者も心惹かれるところはあるものの決め手が無く、迷っていたところインターネットのHPで永井政光建築設計事務所をみつけました。無垢の木がふんだんに使われていて一目で気に入りました。
設計事務所と聞くと敷居が高いイメージがありましたが連絡し、永井さんにお会いしたところ、とても温厚で話しやすい方でした。その後、大工さんのご自宅や丸真ケンチクさんの工場などを見学させて頂き、木の素晴らしさに感動してお願いすることにしました。こんな家にしたいという願望の塊だった私たちでしたが、永井さんが柔軟に対応して頂いたおかげで本当に住み心地の良い家を建てることができました。
丸真ケンチクさんが「100年住める家」とおっしゃっていたので、メンテナンスは必要だと思いますが、いつまでも大切に暮らしたいです。
コロナ禍で大変な苦境ではありますが、ほっと一息つける家であり、子供達や私達が笑顔で過ごせるこの家の時間を幸せだと思っております。
永井さんも、お体に気をつけてお過ごし下さい。
ご活躍を祈っております。
A.S.様、お手紙どうもありがとうございます。檜の香りを楽しんで頂けて良かったです。古民家のリフォームを何件も手掛けさせて頂いてつくづく思うことは、長寿命の家にする上で最も重要なことは構造材がしっかりしているかどうかということです。私の事務所で手掛けさせて頂いた新築の家は例外なく、柱や梁や小屋組みをひと廻り大きな無垢の構造材でガッチリ組んでいます。100年住める家というのは全く誇張ではありませんので、是非お子さんの世代だけでなく、お孫さんの世代までメンテナンスをしながら大切に住んで頂けたら嬉しいです。これからも無垢の木と漆喰でつくったこの家で、ご家族の様々な物語が紡がれていくことを祈っています。
永井政光建築設計事務所 永井 政光