丸柱
(仮称)瑞浪の家127

丸柱の使い方

柱といえば普通は正方形で、一般的には3寸5分(105mm)角、当事務所のように構造材にこだわった家づくりの場合は4寸(120mm)角以上の角材が主流なのですが、場合によっては丸柱を使うのもおすすめです。

丸柱のおすすめの使い方としては、外部であれば縁側部分などにある独立柱として使う使い方です。丸柱にすることによって少し柔らかい雰囲気になります。室内であれば、例えばリビングの空間内に強度上どうしても独立柱が必要という時に、あえて角ではなく丸柱にすると北欧的なやさしい雰囲気の空間になります。その柱は床の間に使う絞り丸太ではなく、磨き丸太を使います。つまり、無垢の木による丸柱です。あとは、大黒柱を大黒柱のサイズで丸柱にすることもあります。空間の中心部の存在感のある柱になりそうな場合に有効です。大黒柱サイズの太い丸柱であっても、シンプルなデザインであればお寺の感じというよりは北欧モダンな感じに仕上がります。

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