九之坪オフィス
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ナチュラルな事務所空間

自然素材の建築というのは、何も住宅だけの専売特許ではありません。近年では、様々なところに積極的に木が使われるようになってきましたが、事務所空間であっても、木質感あふれる安らぐ雰囲気は落ち着いて仕事ができるので、おすすめしたい仕様の一つです。明るい木質空間は、事務仕事をするだけでなく外部の人と事務所で打ち合わせをする時なども快適です。オフィスの在り方が問われる昨今、もしかしたら、これからの時代のオフィスの在り方の一つになるかもしれません。

工場の中の、木のオフィス

この事務所は、既設の工場の中に事務所を新築しました。木の外壁は工場に温かみを与えてくれます。大きなガラスは事務所に明るい光を届けてくれるのみならず、外観ファサードを少しモダンな雰囲気にもしてくれています。

自然な風が流れる窓

採風ドアや、デザイン性を加味した大きなFIX窓と一体となった縦スベリ窓などマドを要所に設置し、風が流れやすい開口計画となっています。

無駄のないコンパクトな間取り

限られた面積でのコンパクトな平面計画の中で、効率よく実用的なプランになっています。事務室の中央部に白い暖簾で仕切ることが出来るようになっており、業者さんなどとの打ち合わせは大きな開口のある南側で行うことが出来ます。机の寸法や人の移動寸法を熟慮し、実用的な空間になっています。

収納棚もいっぱい

小さな事務室ながら、カタログ関係や書類などを収納する大容量の棚が造り付けで設置されています。棚は事務机から近く、両サイドの壁一面にまとめられていることもあり、すっきりとまとまっており実用的に使うことが出来ます。

建物概要

敷地面積 -㎡
延床面積 16.38㎡(4.9坪)
構造   木造平屋建て
所在地  愛知県北名古屋市
設計   永井政光建築設計事務所