八百津の大きな招き屋根の家
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まさに”圧巻”の丸太組み

この迫力、写真で伝わるでしょうか?実際に体感すると、とにかくとても豪快で存在感のある丸太組みです。丸太梁のある家は一般的な方は身近でないためイメージが湧きにくいと思いますが、過去の施主さまでも出会った当初は丸太は無くていいかなと思われていた方でも、何度も体感するうちに是非欲しい!と心変わりされる方もたくさんいらっしゃいます。是非一度、丸太組みのある空間を体感してみてください。

欅(けやき)の一枚板の敷台

この一枚板の部位を敷台と言います。一般的な木の家ですと、表面に薄い木風のシートを貼ったり、大きな板を使わないことが普通なのですが、この家は無垢の欅(けやき)の一枚板が使われています。欅は木目が大変美しく、特に和テイストの家によく合います。こういった無垢の敷台は、私たちの家づくりでは当たり前に使用しています。毎日使う玄関こそ、上質感や高級感のある仕様にしてみてはいかがでしょうか?

とても大きな招き屋根

切妻屋根の片側を長くした招き屋根の家。この屋根形状は非常に造形的で、低いところから立ち上った低重心のプロポーションとなり、大地との一体感のある家となります。施主さまから、この屋根形状にしたいというリクエストが多く、設計の制約は多くなりますが土地に余裕のある方は是非検討してみたいスタイルの一つです。

お鮨屋さんのようなキッチンカウンター

キッチンカウンターにも色々ありますが、お鮨屋さんのような無垢の一枚板のキッチンカウンターは、見た目もさることながら結構実用的でおすすめです。一般的な木の家のキッチンカウンターは、塩ビ系、オレフィン系などの化学系の木風シートや突板と呼ばれる薄い無垢の木のシートを板に貼り合わせたものが大半です。ですが、キッチンカウンターこそ目線に近く質感が伝わりやすい部位ですので、本物である無垢の木の一枚板をおすすめしたいです。

網代天井

玄関の天井に、本物の網代をつかっています。網代とは無垢の薄い木で編んだ、昔から数寄屋建築などの天井でよく使われていた仕様の一つです。いわゆる和風の手法は現代の価値観とは異なることが多いと思いますが、じつは使い方によっては現代の住宅でもカッコよく上質な空間づくりに寄与させることが出来ます。

建物概要

敷地面積 585.97㎡
延床面積 153.39㎡(46.4坪)
構造   木造二階建て
所在地  岐阜県八百津町
設計   永井政光建築設計事務所
施工   丸真ケンチク