現代流の町家スタイル
シンプルな切妻屋根の家です。瓦は昔ながらの本物の燻し瓦で、屋根を低く下げているので落ち着いた雰囲気の外観ファサードになっています。向かって左側の屋根の一部に穴が開いていますが、そこには坪庭があり、その奥にはオリジナルの広いお風呂があります。そのお風呂から、坪庭を介して空が観れるような設計になっています。
藍染の麻の暖簾で仕切る
玄関とリビングの仕切りを、ドアではなく敢えて暖簾(のれん)で仕切っています。暖簾の素材は麻で、藍染で着色された生地でいい風合いを出しています。部屋の仕切り方にも色々ありますが、自然な素材である「布で仕切る」という考え方も、一つの案として考えておきたい手法です。