コルマールで一泊して、翌朝、今回の旅の一番の目的地であるロンシャン礼拝堂へ向かいました。そして無事、ロンシャン礼拝堂に辿り着くことができました。ただただ感動!期待通り素晴らしい建築でした。
ただ、この日も道中は色々ありました。
コルマールから電車でロンシャンに向かったのですが、乗り換え込みのチケットを購入し、乗り換えの駅に着いたら、なんと、すでに乗る予定の電車が出発してしまっていた…
仕方なく駅のチケット売り場で事情を伝え、次の電車の時刻を教えていただきましたが、到着予定時刻は予定時刻の1時間30分後。
そんなこんなでようやくロンシャン駅に辿り着いて、アーリーチェックインの予約をしていたホテルに着くとホテルの玄関に「closed」の看板が。予約していた時間のはずなのに…
せめてスーツケースだけでも預かっていただいた上でロンシャン礼拝堂に向かいたいのに誰もいない…ホテルの一般OPENの17時まで待っていたらロンシャン礼拝堂が閉まってしまう…
仕方なく悲痛な思いでお隣の民家に相談に行ったらおばあさんが出てくれました。ただ、英語が全くわからない方だったのでGoogle翻訳などを使い事情を説明したらホテルの窓口に電話をしてくれて、しばらくしたらホテルのすたが来てくれました。そして、ようやくスーツケースが預けられて無事ロンシャン礼拝堂に辿り着いたのでした。そういえば、以前、ル・トロネ修道院を訪れた時も似たような冷や汗ものの苦戦をしたなぁ…
30分以上かけて徒歩でロンシャン礼拝堂に向かう坂道を上り続け、ようやく辿り着いたら、欧米系の方だけでなく、若い日本人がたくさんいました。そのうちの一人の日本人と少しお話ししたのですが、今、建築系の大学院生で、卒業旅行で来ているとのこと。今回の旅で日本人にはほとんど会っていないのですが、こんな困難な場所であっても、名建築には集結するんですね。日本の今の若者もなかなかバイタリティーがあるなぁ。
学生の頃からずっと見たかったロンシャン礼拝堂。約2時間じっくり観たり、撮影したり、測ったりしながら浸るように滞在したのですが、本当に素晴らしかったです。
コルビュジェは、「私は信仰の奇跡を経験したことはないが、言葉では言い表せない空間の奇跡は何度も経験している」と言っています。僕にとっては、まさに今日の体験こそ「空間の奇跡」でした。






これから行かれる方は、車で行くことをおすすめします。

【ロンシャン礼拝堂】
東側天井高さ:約7.8m〜9.0m
西側天井高さ:約4.8〜6.8m
東側壁内法:約13.6m
西側壁内法:約10.9m
天井高さ6mくらいかと思っていましたが、意外に高いんですね。

CIDRE(シードル)はリンゴのお酒のことで、BRUT(ブリュット)は辛口という意味です。
このパン屋さんのキッシュが絶品でした。
シードルも辛口なだけあって、ビール感覚で美味しくいただけました。


















見る角度ごとに外観の表情が異なり、そのアングルで見ても美しかったです。


当時、水を丘の上まで引くのが困難だったようで、雨水を有効活用することになったそうです。
特徴的な屋根形状が造形的な美を求めただけでなく、実用的な雨水の再利用も満たすための形状だなんて、コルビュジェさんさすがです。






