昨日、工務店さんの工場がある八百津まで行ってきました。来月2月に岐阜県瑞穂市での建前を控え、その準備の一環で大工さんたちが一生懸命製材していました。構造材は、全て天然乾燥させた国産の東濃桧です。
構造材は家が出来てしまえば大半が見えなくなってしまうので、大半の建築屋さんはあまり重要視していないようですが、子や孫の世代まで安心して住めて、将来のリフォームのことも視野にいれると、しっかりした構造材で家を建てることはとても大切だと思っています。
現代的なトレンドも大切ですが、日本人が近代以前から受け継いできた伝統の良さも取り入れた家づくりというのを志して、設計事務所を開設して以来ずっとこのスタイルで家づくりをさせて頂いています。これまでの十数年、建前当日にこれらの構造材を見て施主さまの目の輝きが増すのをいつも感じていて、建前というのは僕にとってもいつも喜びの瞬間でもあります。来月の建前、楽しみです。